空を見上げて

社会人2年目。人生迷子。迷ってこそ人生。

優しく強い人でありたい。

フリーランスという選択肢はリスクなのか

フリーランスになりたい。

 

そう思ったのはつい最近。

何がきっかけだったかは覚えていないですが。

 

さも当然のように「単純作業は、全部かりんさんがやっといてくれると思ってるから」と言われた瞬間かもしれないし、不完全燃焼な毎日に涙した日に、充実した学生時代をふと思い返した瞬間かもしれない。

もしくは門限を破った日に家の外に立たされた学生時代に独立心は芽生えていたのかもしれない。

 

たしかに、仕事に充実を感じていない現状からただ逃げたくて「フリーランス」と言っているんじゃないか、また逃げるんじゃないか、と言われたら「絶対違う」とは言い切れない。

 

それでも。

 

学生時代に好きなことに囲まれていた高揚感、自分の責任で行ったことに反響があった時の感動を忘れてしまいそうで。

「あの時はよかった」で終えてしまいたくないから。

 

けれど一歩踏み出す責任の重さを考えるとどうしても路頭に迷うリスクを考えてしまう。

本当にフリーランスはリスクが高い、のかな。

 

自分の内面を豊かにするチャンスを逃してしまうことの方がリスク

管理職へ昇進、という一本道のためにあくせく働いているSEを間近に見ていると、そんなに頑張れる仕事に出会えて羨ましい、と思う反面、私はもっと色んな世界を知ってみたい。

 

会社に守られないなんてリスクだ、と言う人もいると思う。

でも私は「他の道を知らないまま死んでいく方がリスクだ」と思う。

 

 

感じたことのないような感情に出会えたり、今よりもっと自分を好きになる瞬間があるかもしれない。世の中の見方が変わって、人に優しくなれるかもしれない。

お金や名声じゃなくて、自分の内面がより豊かになるチャンスを逃してしまうことの方がリスクだと思う。

 

とは言いつつも、まだ今は会社に守られている身だし、今すぐ独立できる人脈も技術もない。

 

仕事は生きるためだけに。仕事以外は自分と周りを豊かにするために。

いつか、仕事で自分と周りを豊かにするために。