空を見上げて

社会人2年目。人生迷子。迷ってこそ人生。

優しく強い人でありたい。

第二新卒での転職まで残り1か月。学生時代の就活は成功だったのか。

退職交渉に成功して早1か月。

そして新卒で入社した会社を退職するまで残り1か月。

営業日に換算すると残り17営業日。(指折り数え中)

 

転職に至った経緯はこちらから

si-chang.hatenablog.com

 

そんな中、今振り返って、私の就活は成功だったのかを考えていきたいと思います。

 

自分と似たような友達に囲まれていた学生時代では、自分の強みなんて分からなかった。

私が通っていた大学は、英語が堪能な人も多いし、ゼミの半分は留学経験があって、留学どころか、海外のボランティアや政府主催の海外研修のようなイベントに休学中に参加するような人もいて、とてつもなくフットワークが軽かった。

「とりあえず航空券取ってどっか行く」ことが日常茶飯事。

それが「普通」だった学生時代は、私よりも海外に興味あって、フットワークが軽い人はわんさかいました。

そんな人たちを身近にしていたからか、海外展開に積極的な会社にESを出すのはなんだか気後れしてしまって、学生時代の周りの環境とは180度違うような会社に身を置くことになってしまいました。

 

保守的な場で1年半働いて気づいたことは、

「もっと私は挑戦したいと思う人間なんだ」ということ。

 

学生時代に積極的な友人の意気に埋もれていたことで聞こえていなかった自分の意思を、社会人になって初めて拾うことができました。

 

大学生って、色々な人に出会えるチャンスが大きい分、つるむ人を選べる、という利点があると思う。

それまでの小学生、中学生、高校生時代は仲良くなりたくない人とも一緒に何かやらないといけなかったけれど、大学生は自分が心地いいと感じるコミュニティを選べる自由がある。

心地いいと感じるコミュニティは、つまり自分と似たような価値観を持っている人の集まりで。自分の小さな強みと同じような系統の強みを持っている人には、上には上がいることに気づいて。萎縮しちゃっていたんじゃないかな、と思う。

 

働いてみないと分からない自分の強みや、わくわくするポイントってあるな、と思います。

 

就活は、時間かけてなんぼ。

私は大学4年の夏から1年間留学して、帰国したのが大学5年目の6月。

周りの友人は就職が決まって晴れやかなムードの中、私は「来年からの職を早く決めねば」というブラックエンジンで就活していました。

そのため、「採用してもらう」ための志望動機と、性格を演じきることで採用の切符を手に入れる戦略を立てていたと思います。

今思うと、1つ決まった後も細々と就活を続ければよかったと反省しています。

 

本当に自分に合っている会社か、という精査、つまり自己分析を重ねること。

自分と向き合って、たくさん考えることが学生の仕事なんだから、怠らずに色んな人に話を聞きに行くことや、出会ったことのない感情を持つようなことで、自分を再発見する経験を積んでおけばよかった。

今思うと、就活に時間をかけることが大事なことだったな、と思います。

 

総じてまとめると、この1年10か月、意味のある遠回りだったとは思っています。

色々悩んで道を選びなおすのに遅すぎることはないと思ってるので!

反省することで立ち止まるのではなく、動き出した自分を誇ろうと思います。

 

 

ここで、今日AWAで配信になったコブクロの曲から、好きなフレーズをひとつ。

夢見ることが全てじゃなくて、叶えようとすることが全て!!!!(DOOR)