留学って心が折れそう。それでも経験した方がいい理由。
私がイギリスに1年私費留学してもう3年あまり。
当時はめちゃくちゃ大変で、言葉も通じないし、つらいことばっかりで、体育座りで涙した夜もありました。
留学当時の記事はこちら
でも、帰国する直前から今にかけて、本当に「留学してよかったな」と思います。
今留学を迷っているひと、留学中でつらい思いをしているひとに届けたい、「それでも留学した方がいい」理由をまとめます。
留学という夢に向かって努力した過程が自信になるから
私は自分でお金は用意して、現地の大学の英語基準を合格した留学を叶えました。
それはもうめちゃくちゃ大変です。
英語の勉強とバイト三昧、奨学金探し...
でもそれを乗り越えられた留学生活は、
「誰よりも充実した留学にしてやる!」という強い気持ちを持てるようになるし、
そのための行動も進んでできるようになります。
留学中も大変だったけれど、その前の頑張りがあるからある程度耐性もつきますし。
湯水のようにお金をつかう日本人の友達もいましたが、私は自制せざるをえない状況だったため、学生ながらお金の大切さも学びました。
留学前に大変な思いをしておいてよかったな、と思いました。
留学がこれからの人は、留学前にどれだけ大変な思いをするか、が意外と大事なのでがんばってください。
マイノリティという辛さを知っているからこそ人に優しくなれるから
海外とはいえど、やっぱりマジョリティーマイノリティの格差はあって。
イギリス人が大多数でペラペラ喋っているなか、1人の日本人の拙い英語なんて聞く耳を持ってくれません。当然です。
そこで肩身の狭い思いや、悔しさを味わった経験があるからこそ、「一国籍民ばっかり」っていう状況がどれだけ「そうでない人」にとって脅威であるかを知っています。
さらに、「大多数でない人」だった私を助けてくれた多国籍な友人の優しさに心から感謝しているので、国籍の違いなんてただの飾りでしかないことも知っています。
だから今日本人ばかりの日本で困っている外国人がいたら助けたいし、「日本人ー外国人」だけでなく少数意見を持った人に対しても、どんな考えなのか興味を持って接せるようになりました。
人に優しい自分、新しい発見を自ら見つけ出せる自分でいることって、とっても豊か。
そんな豊かである自分って、なんだか自信が湧いてくるように思います。
留学で英語ができるようになるとか、そんなことよりもっと大事な、より豊かに生きていく術を身につけられた気がします。
今多少のことじゃへこたれないし、留学中に頑張っていた私に負けないようにすることが今の目標だったりします。
苦労は進んでしよう。
がむしゃらだった自分を全肯定できる時が来るから、