転職して、1カ月。今思うこと。
超巨大システム会社から、15人ちょっとのWebメディアベンチャーに転職して早1カ月、今思うことを書こうと思う。
自分の人生を自分で決められるってこういうことか。
前職にいた頃の自分の意思決定と言えば、「お昼ご飯はどこで買うか」「同期と飲みにいくか否か」くらいしかなくて。毎日の行き帰りの電車の中、もはや「私は屍」と思いながら通勤してた。
どんな仕事がしたいか、どんな風になりたいかは私が決めるんじゃなくて、上司や人事が決めること。私には自分の人生の決定権は存在しない。
転職した今は、「自分がどんな風になりたいか」「どんな仕事の仕方がいいのか」自分の本音で決められるし、かつ上司は絶対快くOKしてくれる。
やった仕事はすぐSNS上で反響があるか確認できるから、モチベーションに繋がるし、上司の好みで判断される訳じゃないところがまた説得力があり。
仕事で疲れなくなった、というか月曜日に仕事行くことが嫌じゃなくなった、ということが大きい。
自己肯定感が強くなった。
転職が新年を跨いだこともあり、まるで違う自分になったような感覚がある。超巨大企業にいた時は自分を出すことが怖かった。いかに馴染むか、いかに巨大組織の文化に染まっているかのように振舞うか、がとても大事だったように思う。
でもそんな自分は好きじゃないからもちろん自己肯定感なんてない。「こんな社会人になりたくない」と思いながら従順な新人、後輩でいようと尽力していた。
転職した今は、どれだけ自分が好きな仕事を取ってこれるかが大事だから、多少目立ってでも色々な人に会って、コンタクトを取っていかなきゃいけない。その場の空気に馴染んで静かにしていたら、自分が損するだけだ、という意識を持つようになった。
それで取ってきた仕事でバズったら、自分で決めて自分でやり遂げた仕事だからこそ当然「やってよかった」って自信につながる。どんどん新しいことに挑戦したくなる。コンフォートゾーンから抜け出したくなる。そういうループを感じる。
やりたいことをやれ、って言うけどほんとだと思う。先日友達が「まだ成果を出してないから転職できない」なんて言っていたけど、それじゃいつまで経っても前に進めない、と思う。やりたいことをやらない言い訳を探して、自分の首を絞めてることに気づいてない。
失敗したらまたやり直せばいいし、一歩進んでから分かることって沢山ある。
私だって今は楽しいけど、やっぱり後悔するかもしれない。ずっと楽しいかもしれない。でも前職だって辛かったことが楽しくなるかもしれないし、辛いままかもしれない。なにも確かなことはない。
動いてみたら、いいんじゃないかな。